アイバレー

先ほど、NHK 歴史秘話 ヒストリア「北の大地に夢を追え」という番組が放送されておりました。

北海道と松浦武四郎の関係

内容は「松浦武四郎」という旅に生きた人生を送った男が全国各地を旅し、とある民から蝦夷の地の存在を聞くことから始まります。

蝦夷の旅を始めて、アイヌ人との交流や記録をしていき、深く関わっていくというお話なのですが、僕もこれを見て初めて知る知識ばかりでとても勉強になりました!

 

アイヌ人と松浦武四郎

松浦武四郎はアイヌの地で、直接アイヌ人とコンタクトをとり、アイヌ語を学び各地を回りました。

そこでは土地の食べ物や風景、アイヌ人との関わりを細かくメモに残していきました。

このメモはのちに武四郎本人が日本中の人々にアイヌ人を知ってもらおうという気持ちで本を書き、多くの人々が読み、知れ渡っていったそうです。

その本は現在でも残っており、アイヌ人は文字を持たない為、現在のアイヌ歴史には非常に貢献しているそうです。

 

「北加伊道」とは!!!

蝦夷を回った武四郎はその豊富な蝦夷の知識や経験を買われ、政府から開拓使として任命されます。

まず始めに武四郎は「蝦夷」という名前を変えることにしたそうです。

その名も「北加伊道」。明治2年に正式に変更され、のちに現在の「北海道」になりました。

「北加伊道」の由来には「アイヌ」「神=カムイ」「大地と共に生きる人々」、アイヌの長老から聞いた「蝦夷の地をカイと呼ぶ」などのキーワードから考えて名づけました。

その後も、北海道にアイヌの地名を残そう!という思いから、札幌、小樽、十勝、夕張、石狩など全部で100近くものアイヌに由来する地名が採用されました!

そして武四郎はアイヌ人が松前藩から強制労働を強いられていることを知り、それを廃止するよう動きますが、商人が猛反対し、結局はアイヌ人の苦しい現実は変わることはありませんでした。

このことから、武四郎は開拓使を辞職します。

アイヌ人を救えなかったことから心苦しさを感じ、北海道と命名してから1度も北海道の地に訪れなかったそうです...

アイヌは政府から正式に日本国民とされアイヌ語の廃止やイオマンテなどの儀式の廃止を経て現在に至ります。

 

現代に受け継がれる「アイヌ文化」

しかし、現在ではアイヌは良い歴史、良い文化、として様々な方に受け継がれております。

新千歳空港には「イランカラプテ」という、「こんにちわ、お久しぶりです」という意味のアイヌ語が大きく掲載されております。

また、当店のアイヌ刺繍も製作者の石川愛子がアイヌ文化に惚れ、長年制作し続けております。

実際に普段から身に付けられていた服装は現代の人にも興味を持たれていますし、もちろん僕も着物を着たこともあります!

このまま北海道の歴史がずっと受け継がれていくことが大切だと感じさせる番組でした。

当店はその力に少しでもなれれば良いなと思います。

ちなみに花はアイヌ語で「ノンノ」と言います!

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